医院名 ホロス光武クリニック(旧光武産婦人科)
診療科目 産婦人科・内科 
住所 849-1312 佐賀県鹿島市大字納富分2938
電話番号 0954-63-3466
診療時間 午前8:30~12:00 午後14:30~17:30 
休診日 木曜日   午後 休診
日・祝祭日  休診 
アクセス 長崎本線 肥前鹿島駅より国道207号を南へ1km下る
公式サイト 公式サイト

プラセンタ治療について

保険診療の有無について

保険診療は行なっています

このような症状に対してプラセンタ療法をおこなっています

・更年期障害
 症状によってプラセンタ注射、ホルモン注射、漢方薬を選択し、単独または組み合わせで治療しています。
・各所の痛みにツボ注射をしています。
 肩こり、首のいたみ、五十肩、変形性膝関節炎、腰痛、脊柱管狭窄症
・慢性皮膚疾患、アトピー性皮膚炎、慢性湿疹
・下剤で改善しない頑固な便秘に腹部のツボに皮下注射

注射について

保険診療は1Aを半分ずつ両腕に皮下注射
それ以外は殆どすべて皮下注射(ツボ)、筋肉注射は行っていない

自由診療の費用について

・初診料800円
・再診料400円
・1アンプルの金額 (おおよその治療費)
  2A 2,205円 3A 3,255円 5A 4,305円
・つぼ注射 (おおよその治療費)
  同上

医師の紹介

プロフィール

**出身大学:久留米大学医学部

昭和57年     久留米大学医学部 大学院博士課程卒(専門:栄養・代謝)         
平成元年~2年 筑後市立病院 産婦人科医長
平成2年      佐賀県鹿島市に産婦人科クリニックを開業
平成9年      食事療法を中心とした肥満治療外来を始める。
平成12年     分娩の取り扱いを全面的に中止
                     肥満外来が当院の診療体系の中心になる。
平成22年4月 一般財団法人 日本胎盤臨床医学会に入会 
                       プラセンタの注射を積極的に実施するようになる。
平成24年6月 YNSA(山元式新頭鍼療法)を採用し、プラセンタ注射と併用するようになり、現在に至る。


光武 和彦

診療ポリシー

 当院の診療ポリシーは一言でいうと「医食同源」である。健康の基本は食事であり、人間も動物の一種であり、人間特有の食性を持っている。一般的に動物はその種属によって食べるものがある程度決まっている。そして、それに適した身体(特に胃腸)になっている。もし、この食性からかなり外れた食べ物を食べ続けるとどうなるかというと、まず最初に体の不調が起こり、次第に体が衰弱して病気になったり、毒素の排泄がうまくいかず肥満になったりする。当院では、乱れた食生活によりヒトとしての本来の食性からかなり外れた人に、人間の本来の食性に沿った食事の仕方を指導することにより、正しい食習慣を身につくようにお手伝いをすることが主な役割と考えている。
 当院の食事法をマスターする段階で、適時漢方薬や必要な種々のサプリメントを紹介している。その中に、2010年(平成22年)よりプラセンタのカプセルや注射というものが加わることになった。当院の食事法でスリムになり若返る人を多く見てきたが、プラセンタの注射を加えることによりさらに若返りの効果を実感できるようになった。また、肥満治療の人だけでなく、以下に示す種々の体の不調や病気に対して、プラセンタの注射を実施するようになり、診療の幅が広がりを見せている。

プラセンタ療法の治療方針

① 更年期障害
 これまでは漢方薬やホルモン補充療法(以下HRTと略す)を中心に治療してきたが、HRTの場合は長期間の連用による副作用の心配がある。また、漢方薬の場合は効果が今一歩という点があった。プラセンタの注射は保険診療が可能なこともあり、また漢方薬やHRTよりもある面では効果が確実である。また、精神的に明るく前向きになる方が多く、副作用の心配が少ないことも利点となっている。そこで、今後当院では更年期障害の治療の主役としてプラセンタ療法を活用していくこととなった。

② 各種の痛み
 腰痛(脊柱管狭窄症、座骨神経痛)
 膝痛(変形性膝関節症)
 肩痛(五十肩)
 社会の高齢化に伴って最近増えている脊柱管狭窄症については、プラセンタの注射は他の治療法と比較して明らかに有効であり脊柱管狭窄症の治療の第一選択と考えている。他の治療でなかなか効果がない場合は、プラセンタの注射を検討してみる価値は十分にある。また、肩こりや腰痛、膝の痛みなど女性の痛みは婦人科でもよく訴える症状である。これらの痛みに対して、プラセンタの注射を患部だけでなく、各種のツボに注射すると効果が高まる。さらに、最近YNSAという頭鍼療法を併用するようになった。
 痛みに関しては女性だけでなく最近は男性の方もプラセンタの注射を目的に受診していただくようになった。

③ 美容効果(美白、シミ、シワの改善)
 当院は産婦人科なので、プラセンタの美容効果にも関心が高い。確かに、プラセンタの注射を続けていると、例外なくお肌の調子が良いという声をきく。肌ツヤが良くなり、美白、シミやシワの改善にも効果があり、この目的でプラセンタの注射を希望される方も多い。さらに、注射部位を工夫することにより、美容効果を高めている。

④ 不定愁訴(自律神経失調症)
 頭が痛い、首が凝る、めまいがある、ムカムカする、寝付きが悪い、異常に汗が出る、顔がほてる、動悸がする、目が乾燥する、体がだるい、やる気が出ない、手足が冷える、集中力がない・・・等々、これらの症状が「不定愁訴」である。
 最近の研究でそれらの原因の多くが首の筋肉のこわばりにあることがわかってきた。その結果、自律神経の失調をきたし、様々な症状を引き起こしている。当院ではプラセンタの注射を各種のツボに打つことにより首の凝りを解消し、プラセンタ自体の自律神経調整効果にツボ刺激効果が加わり良好な効果を上げている。

⑤ 耳鳴り
 耳鳴りは難治性で治療法がないと思ってあきらめている方が多い。当院でプラセンタの注射を他の治療目的で続けていた方が、耳鳴りがいつの間にか消失したという嬉しい報告を聞いたことがきっかけで、耳鳴りのツボを調べてプラセンタをそこに打つようにしている。現在約半数の方に効果を確認している。今後さらに効果が出るプラセンタの注射法を開発していく予定である。

⑥ ストレス性の精神疾患
 様々な理由でプラセンタの注射を続けている人を見ていると、皆さん表情が明るくなる。これは症状の緩和による気持ちの改善だけではないようだ。プラセンタの注射自体に抗うつ作用があり気持ちを前向きにして、ストレスに対する抵抗力がついてくる。
 専門の病院(精神科や神経科)を受診する程ではない人でも、ストレスを抱えて精神的にまいっている人は多い。そういう人にはプラセンタの注射は第一選択と思うようになった。プラセンタの注射を打ち始めると、まずぐっすり眠れるようになったという人が多い。

患者様へ一言

 体の不調や病気、肥満の原因は多々あるとは思いますが、まずは食事を見直すことで、大方の症状は快方に向かうことをこれまで多数経験してきました。もちろん、食事法だけで問題が完全に解決できないケースも多いのですが、好転するきっかけになることは間違いありません。そこからさらに改善するために、食事法以外に、漢方薬やサプリメント、その他の治療が加わります。近年当院ではその一つにプラセンタ療法を加えました。プラセンタの注射はヒトの胎盤を原料に造られています。これを、体のツボといわれる各所に注射することによって、これまでなかなか治らなかった体の不調が改善してくるケースを当院では経験してきました。長年臨床をしてきた者にとりましても、その効果は時に驚く時があります。このようなことから、プラセンタ療法を一言でいいますと、「天与」の薬剤であるといえます。あとは、このプラセンタをどのように使って、患者様の悩みを解消できるかについて、使う側(医療者)の技量次第ということになります。従って、当院ではさらに研鑽して、プラセンタを有効に使って、患者様のお役に立ちたいと思っています。