第30回「日本胎盤臨床医学会」大会開催
──「免疫力を高めるアプローチ~この時代を乗り切るために~」をテーマに──
今大会の掲げられたテーマは『この時代を乗り切るために』。
この「時代」にはいくつかの意味を込めている。ひとつは、メインテーマでもある「新型コロナウイルスの時代を
乗り切るため」に。免疫力を高めるアプローチを模索・探求し、今後のプラセンタ診療の可能性を探ることを目的とした。
もうひとつは、新型コロナウイルスによる「日常の診療を難しくしているこの時代を乗り切るために」である。
我ら医療従事者の困難を極める現場での創意工夫を共有することで診療への活力を目指す。
招待講演は、東北大学大学院医学系研究科外科病態学講座小児外科学分野 教授 和田基氏による「胎児と腸管不全の
消化管免疫」。指定演題は、プラセンタの抗炎症・抗酸化効果、免疫調整について最新の知見について、
また当学会理事の西谷雅史氏による「未病から治療できる統合医療施設」の概要も紹介した。
今大会の新しい試みとして、テーブルディスカッションを行った。5~6人に別れディスカッションで得られた意見を
テーブル毎に発表。一人一人が意見を出し合い「絆」を深めたことは『この時代を乗り切るために』、有意義なもので
あったと言えよう。
〔講演の演題及び演者〕
〔指定演題1〕 |
『未病から治療のできる統合医療施設の実現に向けて』 |
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〔指定演題2〕 |
『ラエンネックのNASHにおける線維化抑制効果』 平野 栄一(株式会社日本生物製剤ラエンネック再生医療研究センター Senior Scientist) |
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〔指定演題3〕 |
『胎盤の不思議な機能:免疫調整』 大石 真巳(スノーデン株式会社 開発本部バイオ研究室 部長) |
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〔指定講演4〕 |
『ヒアルロン酸の抗酸化物質に対する活性増強効果 ‐ヒアルロン酸含有飲料における検討からの考察‐』 守屋 美恵(メルスモン製薬株式会社 開発部 部長) |
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〔ランチョンセミナー〕 |
『アマゾン熱帯雨林の民間医 シャーマンの伝統療法』 吉野 朝(株式会社サポートジャングルクラブ 代表取締役) |
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〔招待講演〕 |
『胎児と腸管不全の消化管免疫』 和田 基(東北大学大学院医学系研究科外科病態学講座小児外科学分野 教授) |